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longtime no see, how about going out?

本日某社で「同じ釜の飯を食う会」というのが催された。
もちろん、食事の準備は女子社員の役目である。
トン汁だったようなので、自社の調味料をふんだんに使えば味付けも難しくなかろう。
結局のところ、普段社長に会えない出先の社員がにこにこしておべっかを使う場である。
年功序列・終身雇用の会社で、誰が社長に「こないだ誕生日に来ておられた赤いちゃんちゃんこはかなり変でしたよ、私60歳になってもあんなのお断りです」などというはずがない。

ついつい、「ええ?女子社員に作らせるう?サンドイッチとか取ればいいんじゃん、じぶんが作れや」と言ってしまったわたしには昇進は無いであろう。どうせ女の中途ニャ昇進何か無いけど。
社長が何か手料理を披露っていうんなら感動するんじゃないか。

うちの会社は嫁と子供二人、嫁は当然専業主婦、30過ぎくらいまでは社宅にはいってお金をためて、そのあと自宅を購入する、という橋田スガ子もびっくりな旧式モデルである。
社長は料理はなんにもできないであろう。

ある別の会社では社長が「現場主義」とうたい、現場社員とサンドイッチを一緒に食べるランチが催されていた。そこではたいがいの社員がよそ者で数年の社歴だから、「ここに無駄がある」「これはおかしい」といったするどい指摘がなされた。社歴の長い牢名主のようなわたしは「いや、わかるがそれには理由もあって・・・」と心の中で屁理屈を自問自答していた。というわけで、私は社長サンドイッチ会では極めて影の薄い、やる気なし社員であった。しかし、率直な意見をおこらずに聞ける社長は、普段の王様気どりからは別人のように、極めて尊敬に値する対応をしておられた。彼はMBA、彼はコンサル上がり、彼はプロの社長。なんとなく支えられて上がってきたような仁徳で勝負はしていない。


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